煉獄さんの夢は本当に「現実と同じだったのか」を考える

映画「鬼滅の刃」を観ました。
煉獄さんが大好きなので、近所の映画館とIMAXの2回観たのですが、これ以上観ると「時間は悲しみに寄り添ってくてない」という彼の言葉に反している気がしたので、よほど何かに落ち込んだときにだけ行こうと決めています。
DVDが発売されたら、何度も観てしまいそうな気はしていますが。笑

映画を観ていて気になったこと

無限列車編を観ていて、思ったことがひとつありました。
※以下、劇中内容のネタバレがあるのでご注意ください

「その人が望む夢」を見せられる術をかけられていたはずなのに、なぜ煉獄さんだけ、過去にあった出来事なのかと。
柱になったことを父に報告したものの、よく頑張ったなと褒められることもなく、病死した母親が生き返るわけでもない。現実の夢。

でも、もしかしたら。
煉獄さんもまた、望む夢を見ていたのではないかと。
そんな気がしてきたんです。

序盤の「継子にならないか?」は本心

列車の中で煉獄さんは、炭治郎たちに「俺の継子になるといい、面倒を見てやろう」と言います。
彼のキャラクター上、あまりシリアスに捉えられづらいあのシーン。
でも、煉獄さんは、冗談やお世辞をいうような人でしょうか?

夢の中で(もしかしたら現実でも)、煉獄さんは弟に「どんな道を選んでも」と言います。
それは、弟が柱になることは難しいと思っていたからだと思います。(原作にはその後の描写があるのですが、ここでは割愛します)
でも、家族思いの煉獄さんです。継子を持ち、炎柱を次に繋いでいきたかったはずです。

また、精神の核を壊しに来た女の子が、煉獄さんを見つけたシーンで、煉獄さんは、弟に稽古をつけていました。

そこで思ったんです。
煉獄さんの見た夢は、弟が継子になる願いが叶ったものなのではないかと。
夢からさめるのが一番遅かったのは、現実と酷似していて、かつ心からの願いが叶っていたからなのではないかと思います。

煉獄さんの願いは。でも想いは継承されていく。

煉獄さんの願いは、叶いませんでした。
でも、彼の想いは、炭治郎に、弟の千寿郎に、伊之助・善逸、他の柱たちに引継がれていく。
それを、煉獄さんは、去っていくアカザに向けて放たれた、炭治郎の叫びを聞いて確信した。だから、嬉しかったのではないかと思います。

最期に、母の言葉に笑う煉獄さんは、兄として・柱としての責務を終え、一人の子供として、褒められたことを喜び、呼吸を止めました。
私は長女なので、弟・妹を守らねばと、意思を固くする気持ちがわかります。
本当は、親に抱きしめてほしい、褒めてほしいという気持ちも知っています。
だから、煉獄さんに向けられた母の言葉は、私にとっても、最も欲しい言葉でした。

私は煉獄さんが大好きです。
それは、おこがましいけれど、彼と自分を重ねてみることが、できるからかもしれません。

コソコソ話。カラスと煉獄さん

最後に少し余談です。
エンドロールの煉獄さんとカラスのイラスト、漫画で見たときから大好きだったので、あの絵が出てさらに涙腺が崩壊しました。
カラスを見る表情が柔らかいんですよね。

煉獄さんの死後、カラスが涙を流していたのは、お互いの信頼関係の深さが現れているシーンだったなと思います。

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