「見透かされすぎて怖い」→境界性人格障害かもしれない

職場の先輩に、「見透かされすぎて怖い」と言われてしまい、
ショックでたまらないので、文章化して整理することにしました。

先輩は優しすぎて利用されがちな人

私は派遣社員なので、業務を指示する正社員がいます。
彼は一言でいうと、優しすぎる人。

・先輩に毎日パワハラまがいなことをされても、笑って受け入れる。
・後輩が出世の踏み台に使おうとしていても、それに対して何もしない。
・教育している新卒社員が、見下す態度をとってきても、叱らない。
・業務がどんなに膨らんでも、ネガティブな言葉を言わない。

でも、隣に座っている私には、声にならない悲鳴が聞こえてくる。

思えば、この部署の偉い人はみんな、そういう、ズルい人ばかり。
素直で真摯で真面目な人ほと、潰されて辞めていく。
普通に考えれば、彼はとっくに辞めていてもおかしくない。

どうやら、学生時代のスパルタ部活動で鍛えられてるから大丈夫らしいのですが。

それでも、「大丈夫ですか?」と聞くと、「大丈夫ですよ」と力なく笑い、
そのあとで小さく「今週は疲れましたね…」とつぶやくのでした。

彼の疲れはピークに達していた

ある日、業務量が膨らみ、後輩に「自分のほうが優れている」とアピールされたあとの彼がひとり、少しの時間、無言で遠くを見ていました。
疲れたなぁ、しんどいなぁ、と言っているようでした。

「大丈夫ですか?」と聞いたら、やはり「大丈夫ですよ」と答えたけれど、
いつもと違い、もはや表情がボロボロに崩れていた。

私が(嘘つき。顔に出てるよ)という顔で見つめていたら、「本当にすごい、空気が読める人ですね」と笑い、「見透かされすぎて怖いくらい」と言われたのでした。

私は、彼の力になりたいと動いてきたし、
時には上司に相談したこともありました。

でもそれは、彼にとって大きな負担だったのだと、気づいたのでした。

人を見透かす→境界性人格障害にたどり着いた

「怖い」と言われたことがとてもショックだったので、
相手を見透かすことについて、いろいろ調べていたら、「境界性人格障害( 境界性パーソナリティー障害 )」にたどり着きました。

参考サイトは最後に記載しますが、あてはまるところが本当に多かったです。
HSPに近いけど違うと思っていたので、いろいろ腑に落ちたというか。

・複雑なトラウマにより、警戒態勢を敷き、神経が尖っているために、
 人の気配や態度、表情、音、声、話す内容、匂い、振動、光に過敏に反応。
・不快すぎる状況では、交感神経のスイッチが入って、過覚醒になり、
 焦りや苛立ちが出て、どうしていいか分からなくなる。
・その状況を適切に処理できなくなると、頭痛、腹痛、吐き気、気が狂う、
 意識を失う、凍りつく、身体が重くて動かせなくなります。

自分をコントロールできなくなると、怒りの方向に舵を取るのは、身に覚えがありました。モンスタークレーマーみたいになるというか…。

大切な人には全力…を出しすぎた

あと、読んでて大きく頷いたのは
・興味のない人には冷たいが、大切な人に対しては全力で頑張ろうとする。
という部分。

私はまさに、彼を大切だと思っていたし、彼も私を「相棒」と呼んでいた。
今思えば、相棒と呼んでくれたのは、リップサービスだったのかもしれない。
派遣社員の私と正社員の彼とでは、持っているスキルが違いすぎるのに、
なぜ対等だと思ってしまっていたのだろう。

彼はおそらく、自分を見下したり利用してくる人達と、それに腹を立ててなんとかしようとする私の間で、疲れてしまっていたのかもしれない。
ということに、気づくことができた。

とはいえ、本当に境界性人格障害かは分からない

先日、「障害を、できないことの言い訳にするな」というツイートを見かけた。
私は、相手の心を見透かしてしまう理由を、なんらかの精神疾患に結び付けようとしていた。境界性人格障害のせいだ、と結論付けようとした。

でも、それじゃだめだ。
境界性人格障害と診断されたわけじゃないのに、逃げてはだめだ。

単純に、相手の気持ちを汲み取りすぎてしまった。
だから、汲み取ってしまったとしても、その伝え方に気を付けよう。
本人に告げるのではない方法で、彼を支えよう。
そう思えるようにならないと、ダメな気がした。

少し、距離を置く努力をしよう …。

振り返ると、「見透かされすぎて怖い」というのは、優しい彼なりの、私への警告だったのかもしれない。
しかもそれを言われたのは、コロナウィルスの影響で、在宅勤務が言い渡された当日のことだった。
顔を合わせる日が圧倒的に減る日だったからこそ、私に言ったのかもしれない。

いい機会なので、気持ちを整理して、適切な距離で、彼を支えていこう。
そう思った。

参考サイト:こころのえ相談室「境界性人格障害の方との接し方」
https://www.kokoro-ashiya.com/borderline-personality-disorder/how-to-contact/

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